五線譜1

ファンファンおもしろ話


本コーナーはファンファンで日常的に起こる不思議なことや
おかしな事を日記風に書いていきたいと思います。

第8話
ファイル音楽の落とし穴

MP3ミュージック破竹の勢いです。手軽に大量の曲を入手し手軽に持ち運べる。便利な時代ですね。

当店のお客さんだった人がある日、所蔵CDを大量に売りに来ました。
私「スゴく内容いいですねー。コレクションでしょう。全部売られて構わないんですか?」
お客さん「いやー。永年 集めてきたんですが、全部ファイル化してパソコンに入れちゃったんですよ。
     本体は邪魔になるから、処分という訳です。あはは」
私 この方は、もうCDは買うこともなく、うちのお店にも来ないのかナーと思いました。

それから数ヶ月後、同じお客さんが見えられました。心なしか元気がないようです
私「こんにちはー。今日はどうされたんですか?ー」
お客さん「実は、ハードディスクがクラッシュしてしまって、入れていた1000曲全部パーになったんです。」
私「えーっ 全部消えたんですか? バックアップはとっていなかったんですか?」
お客さん「それが、あまり調子が良かったんで、ついうっかり怠っていたんです。
      ファイルは所詮ファイルですね。CDだったら、全部消えるなんて事はありえませんものねー。
      又一から集め直しです。
私「そうなんですかー思わぬ落とし穴ですねー。ハードディスクは信頼性上がったと言っても、
  私なんかこれまで買った20台くらいの中で生き残っているのは10台くらいですからねー。
  いつかは壊れると思っておかないとOUTですね。
  ちなみに、そのうち3台はバックアップ中に壊れてますもんね。泣くに泣けないでした(笑)

お客さんの中には我が人生をコピーに捧げている(爆)方もいらっしゃいますが
よく考えると、パッケージ買ってしっかり持っていた方が幸せなように思えてなりません。
音楽ってお金かける価値は充分あると思いますけどネー。  


第7話
にっぽん広くて狭い

毎日全国通販やっています。最近は海外通販も多いです。
良く見つけてくるナーという位、当店の在庫をご存知です。
メールを受けて「こんなのあったっけ?」と探して「おっあったぞ」(^_^;)\('_') バキ
なーーんて事も、無いわけではありません(笑)
不思議と、探されているものが、似通っているような気がします。
「えっこれ又注文?」「もう在庫無いヨー」なーーんて事も最近多いです。
でもその中の極めつけがこれです。

◎ある日 在庫確認のメールが入りました。仮に「田中」さんとしておきます。
 幸い在庫がありましたので、すぐメール差し上げました。
◎その2日後に「田中幸雄」さんから先の在庫確認と全く同内容の在庫確認が
 ありました。この時点で、、前の返事が届いていないのか、念を押されたのかと思い
 再度、在庫ある旨メールしました。今度はすぐに正式注文と住所が入りましたので確定メールを出しました。
◎するとその2時間後に送金がありましたので、先の住所に即時発送しました。
◎その2時間後に「田中」さんから「送金しました」のメールがありましたので
 確認すると送り先が先の住所と違っているではないですか? サー (血の気が引く音)

さあ もうお分かりですね。
同じCD2枚を注文をした「田中」さんと「田中幸雄」さんは全く別人28号だったのです!
当然メールアドレスも違っていたのですが、複数アドレスをお持ちの場合も多い昨今ですので
気にしていませんでした。
それで最初は、住所が違っても、複数住所をお持ちの方かもと思いました。(300Km離れてますけど(;^_^A・・・)
いや単身赴任かもなど(^_^;)\('_') バキ
結局「田中幸雄」さんからもその後送金があり、ダブルブッキング確定となってしまいましたので、
先の「田中」さんには1週間ほどお待ちいただき代品を送ることで解決しました。

気をつけよう。 名前は氏名両方聞くまで。 (でも今度は同姓同名同注文が来そうな気が(^_^;)\('_') バキ!

第6話
こんなお客さんが好き!!

毎日いろんなお客様が見えられます。皆一生懸命お相手していますが
人間ですので、やっぱり好きなお客様というのはあります。
今回は私の好きなお客様というテーマで書いてみます。

1、勧め甲斐の有るお客様
皆さん良い音楽を探してご来店されるわけですが、これだけたくさんの
アイテムの中から、選び出すのは結構たいへんです。そこで当店従業員の
腕の見せ所です。 まず好みの音楽の傾向をお訊きします。この時点で
はっきり、明示出来る方もいれば、はっきりしない方もいます。
その上で、矢継ぎ早に質問を繰り返し、有る程度候補を絞っていきます。
その方の好みに沿った音楽を何枚かピックアップし、実際に聴いていただきます。
その上でさらにフィードバックをかけてよりぴったり来る音楽を選び出します。
この作業過程の中で、勧め甲斐のあるお客様は、1枚1枚にすごく反応して
いただけます。するとこちらもよりイマジネーションが働きさらにぴったりの
盤と言う具合に良い盤選びが可能になるわけです。その方にとっても、
未知の世界が広がる場合もあり、結構スリリングな瞬間が味わえます。
こちらが、お選びした盤をお買上いただいた時には店員冥利に尽きますね(^^)v

2、若いのに熱心に音楽を聴いているお客様
「音楽は若者のもの」という言葉が死語になりつつあるのは当店だけでしょうか
開業した昭和60年頃は顧客の半分は20才以下だったと思いますが、
今は、この層は、寂しい限りです。でもまだいるんですよね。
熱心に聴いている若者が。毎日のように足繁く通ってきてくれて乏しい小遣いを
やりくりして、買ってくれる高校生 君、君のことだよ! 君みたいな人間が
いる限り、僕らは、頑張っていこうと心に決めているんだ! サンキュー。

3、永年探していた盤を見つけられたと喜んでいただけるお客様
来店、通販に拘わらず、当店にお見えになるお客様は、探し物を探されて
当店にたどり着いた方が非常に多いです。どこにも置いてない、見つからない
10年探している、そんなお客様が当店で探し物を見つけられた時の喜びようと
言ったら、狂喜乱舞状態と言っても過言ではありません。当店は品揃えを
一番のサービスと考え成長してきた店です。在庫もそういったニーズに合わせて
いますので、見つかるのはそんなに不思議ではないのですが、目の前であるいは
ディスプレイの向こうで本当に喜んでいる姿を拝見すると思わずその喜びが
感染してきて、じーーんと来てしまいます。この商売をやってて良かったと
思う瞬間です。又頑張っちゃうぞーと思ってしまいます。
有り難うございましたー。m(_._)m


第5話

近くて遠い

それは卒業式を明日に控えたうららかな日でした。朝一番に来られた学生さん、
ちょっと見かけない方です。
メタルコーナーや80〜90'sロックコーナーをずいぶん熱心に
見られています。ふと気づくとしきりにため息.。
そうこうしているうちに、既に滞在時間2時間超。
これだけ見られた方は普通1枚はお買上になるのですが、
何も買わずに店外へ。
何か特別なものを探されていたのかなとちょっと、気になりました。

すると1時間もたたない内に再度来店、結局その後4時間もじっくり見られていました。
でも、ため息は相変わらず。結局10枚以上買われたので、お話を伺ってみました。
私 「ずいぶん熱心に見られていましたね」
学 「すごい内容ですね。びっくりしました」」
私 「有り難うございます。ぜひ又いらしてください」
学 「でももう来られないんです」????
私 「えっ近くの学生さんでしょ」
学 「はい。すぐそこの大学なんですが、明日■卒業■なんです」
私 「卒業って、4年間一度も当店に来られなかったんですか?」
学 「はい。名前は知っていたんですが来たのは初めてで(^^ゞ」
私 「なんでー(;-_-メ;)あなたみたいなマニアな方が当店にこなかったんですかー4年も!!!」
学 「いやあ。まさか こんな店が地元に有るとは思わなかったので博多に通い詰めていました。
   もっと早く知っていればと思うと
ため息出ちゃって」
私 「絶句」 チュドーーーん ←意識が飛んだ音

結局 卒業式の当日も彼はやってきて、たくさん買ってくれました。
でもでもですよ。そりゃ宣伝してませんけど、当店ではこの業界では超一流なんですよ。
本当ですって。来れば分かります。来てちょーーだい!来てちょんまげー!



第4話
ファンファン座の怪人たちU
前作がかなり好評でしたので続編です(^^ゞポリポリ
声だけジキルとハイド氏
 お電話でしかお話しした事がありません。
 まずは  実際にお声を聞いて頂きましょう  
 ジキル氏「マイナーのレコードありますか」 
音声(wav)   ←コンピューター合成です(笑)  
  ■解説■いわゆる歌謡曲のマイナーレーベル(今のインディーズ)を探されている。
 私「すみません。今在庫切れで新しくは入荷していないんですよ」
 ハイド氏「ハイ」ガチャ  
音声(wav)      ←コンピュータ合成です(爆)  
 感情が声に出るのはごく普通のことなんですが、3オクターブも音程が変化するのは後にも
 先にもこの方だけです。で、もし在庫があったとするともっと大変です。到着まで前者の声で(笑)
 10回は確認のお電話が続きます。*浜だから、電話代の方が高く付いたんじゃないでしょうか。
            合掌
   P.S.でもあのお声を又聞きたいです→私だけ? 
全曲伴唱氏  この方は本店に出没されます。  
 当店はCD店ですから、店内演奏を流しています。有線とかではなく、自前で編集して作って
 いるわけですが、選曲は基本的に店長の好みですので、自然古めの曲構成です。60〜80年の
 曲が多いです。 この方はかなり「通」です。何故なら、入店から、精算まで、このBGMに
 合わせて、歌いまくるのです。当然曲も歌詞も知っていなければ出来ない芸当です。あっ
 度胸も必要です。おじさんが女子高生の前で歌うのにはかなり必要です。 でもこの方は
 そんな事は気にも留められておられません。私もこの度胸は見習いたいと思います。
 今度マイクを 用意しておきますね。(爆)ミラーボールはー(^_^;)\('_') バキッ

超こだわり氏
 趣味の世界です。初盤帯付きにこだわられる方はめずらしくありません。
 又美盤を探されるのも普通です。 でもこの方は開店以来と言うくらいこだわりの方です。
 通販の方ですが、メタル系のCDを探されていました。
 美盤をと言うことでかなり入念にチェックし2枚を発送しました。数日後

 メールのやりとりがありました。
 こだわり氏「1枚状態があまりにひどいので返品したい」
 私「それは申し訳有りません。しかし出荷時のチェックでは問題有りませんでしたが、
   どの部分が、悪かったでしょうか」
 こだわり氏「帯の背部分が日焼けで色が変わっている」 
 私「新品でも有る程度は変色します。ご容赦願えませんでしょうか。
   ケースも新品と交換しておりますし」
 こだわり氏「なにっ ケースも初回のものが良いのでもう一枚も返品します」チュドーーーん
 私「絶句」 こりゃダメだわい。 怨霊退散! 「返品して下さい」
 返品されたCDをしげしげと眺めました。帯の背の変色は言われないときづかない程度で
 盤もジャケットも 超美盤です。 これで満足できないって  ウッソー!(失礼いたしました)  
 発売日に未開封新品買って下さいね。 間違っても中古屋には近づかないで下さいね。
 
やっぱりこのお話は全てフィクション ではありません。(^^;)



第3話
ファンファン座の怪人たち
15年もお店をやっているといろんな方にお会いできますが 普通じゃお目にかかれないような
ユニークなお客様も いらしゃいます。今日はそういう方々をご紹介しましょう。
尚、お名前は全て仮名です(笑)
「におひ」嗅ぎ氏
 読んでそのものずばり、主に2号店に出没する怪人さまです。
 ご興味のあるのはブリティッシュ系ロックなのですが、
 普通じゃないのは、その鑑賞の仕方。 ジャケットから
 レコードを取り出し、そのスリーブを開き息を止め、やおら
 深々と「におひ」を嗅がれるのです。そして陶然とした表情で
 低く唸られるのです。「うううーぉ」端から見ているとかなり
 不気味で レコードスリーブに「コ*イン」か「マリ*ァナ」が
 まぶして有るんじゃないかと思った位です。もう慣れましたけど...
 でも、お願いですから、女子大生のいる時はやらないで下さいね。
 怖がって逃げちゃいますんで。断言しますがあぶないクスリは
 扱っていません。本当です。
いきなり土下座氏
 何か夢中になると思わぬ行動をとってしまうのは別に珍しく無いのですが
 この方も読んでそのものズバリで、自分の興味のあるレコード(歌謡曲系)
 目にすると 床にどっかと腰を降ろしてしまい、胡座をかいてチェックを
 始められるのです。 いやあ****さんのように通路が広ければ
 問題ないんでしょうが(^_^;)\('_')バキ! 狭いファンファンでは
 死活問題(オイオイ)です。やっぱり女子大生が、入ってきてすぐ出て行って
 しまいました(T_T) カムバーーック!
いきなり床並べ氏
 この方は本当は怪人でもなんでも無いのですが、初登場の時のインパクトが凄かったので(笑)
 それはまだ開店して間もない時間でした。初めて見るお客様、赤銅色の皮膚
 がっしりした体格、彫りの深い顔立ち、悪い人じゃなさそうね(笑)
 やおら、JAZZのレコードのコーナーに行かれると、10分もしない内に
 箱の中から次々と選んでは床に並べ始めたのです。1枚2枚3枚4枚5枚6枚
 7枚−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 みるみる内に床にはレコードの山。一体何を始めたんだ。このおっさん(失礼)
 でもちょっとコワそうなので、声を掛けるかどうか迷っている内にも床の枚数は
 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 50枚位突破!−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 60枚位突破!  70枚位突破! もうダメだ!殴られてもいいから止めようと思った時に
  氏の手の動きが止まり、すっくっと立ち上がり、レジに向かって来ました。
 ヤバイ! きっと何か言われるゾ 「お前の所のレコードはハエを混ぜとんのか」
 とかなんとか(・ ・;)  氏はニヤリと笑いながら言った。「銀行どこですかね?」
 すみません。 当店一挙購入記録を更新されたM氏でした。(^_^;)\('_')
  その数76枚!   合掌
話聞かん女性
 現れた時はごく普通の女性でした。J−POPアイドルのコーナーで「*ひろみ」や
 「k*nki K*dsを見られていました。ごく普通に「*ひろみ」を1枚お買上げ
 いただいた後、ごく普通に話し始められました。「私「*ひろみ」のファンなんです〜」
 熱烈なファンであることを、蕩々と述べられる訳です。私も普通に相づちを打ったり
 していたのですが、すぐ異変に気づきました。普通会話は相手が言ったことにリアクション
 する事で成り立つのですが、彼女にはそのリアクションが全くないのです。
 相手の質問に答えて話しているのに、その話は次の瞬間には存在しなかったように
 全く別のお話が始まるのです。又「***はどれに入っていますか?」という質問に
 「△△△に収録されています」と言ってるのに、又数分後には「***はどれに入って
 いるんですか〜」さっき言ったろうがー!己はアルツハイマーかぁ(失礼致しました)
 こういうやりとりが20分ほど続きしゃべり疲れて彼女は帰りました。
 「店長 今日早退していいですか?」(^_^;)\('_') でも不幸は終わっていませんでした。
 当店を気に入られた彼女はそれから1週間ぶっ続けにご来店されました。 合掌

尚、このお話は全てフィクション ではありません。(~_~;)


第2話
 ポイントカードのひみつ
当店で正式登録された方には「ポイントカード」を発行していますが、
これって割とハイテクなのです。

ポイントカードというと、紙のスタンプカードか、良くてもプラスチック磁気カードが
一般的です。
紙のスタンプカードは、その耐久性の無さから、1年くらいの有効期限が普通です。
でも最後の方になるとボロボロで、持っているのが苦痛(笑)になります→

プラスチック製磁気カードは、耐久性はあるのですが、お店で機械を通さないと
幾らポイントが溜まっているのか分からないし、又厚みがあるので、他にもカードを
たくさん持っていいる人には、ちょっと敬遠気味です→


 そこで、ファンファンポイントカードですが、こいつは、磁気式カードですが、テレカサイズ
ですので、携帯に便利です。サイフに忍び込ませても苦痛になりません。(^^)v
そして、最大の特長は、書き換え式表示部があるという事です。(・ ・;)
これは簡単に言うと何度でも、カードの表面に新規に何度でも印字出来るという事です。

 ファンファンでは
会員番号、会員ランク、お名前、現在ポイント、最終ご利用日、個人向けメッセージ、
イベント情報を、毎回書き換え表示しています。
どうしてこんな事が出来るかというと、それは表面のアルミ膜の文字部分だけ結晶構造を
温度で変化させる事により白濁化し、実現させています。→考えた人エライ!

 2年半前、初めてこの機械を見たとき、どうしても導入したいと思ったのですが、ネックは
価格、印字機械が高いのは仕方ないのですが、問題は、ソフト開発費、当店のような
特殊な業種ですと、オーダーメードで、100万円以上(^^;;;) 道理で当時導入していたのは
オートバックスさんのような全国展開企業だけなわけです。でも入れたい。(^^;;;)
お金無いけど入れたい!(^_^;)\('_') オイオイ
 金がなけりゃ、腕があるさと、無謀にも独自開発を始めてしまいました。実はハードの方は
大昔いじっていた関係ですぐ出来たのですが、問題はソフト、言語の勉強から始めて
途中で何度か意識が幽体離脱しそうになるのを必死に堪える事 3ヶ月
ついに完成に至ったのです。 でも本職のプログラマーさんには絶対に見せられない
ひどいコーディングです。 (笑) でもちゃんと動いているもーん←ほんとか?

 お誕生日の前後1週間に来られるとファンファーレがなってボイスで「おめでとう」を言って
500ポイントプレゼントしてくれるなんて芸当は朝飯前です。
 籤引きセールの時は千円毎に1回自動的に抽選やって音声で「特等当選です!」て、やって
くれますから、重宝します。以前は10万円のBOXを買った人は100回籤を引いてもらって
大変でしたから。当たっても「やっと終わって良かった」じゃ嬉しくない!(^_^;)\('_') オイオイ

とにかくアイデアさえあれば、何でも出来る代物で、これからも乞うご期待です!
アイデア広く募集中\(^^)/→採用された方にはポイント進呈しちゃいますぞ!
声優も同時募集中(^_^;)


第1話
 CDの傷に関して
いわゆる中古CDに関して、一般の方のイメージは「傷があるんじゃないか」
というのが普通ではないでしょうか?
使用する=傷が付く→中古屋に売る→そのまま店頭に出す=やっぱり傷がある
という図式が固定観念としてあるようです。

当店の常連さんは、絶対訊かないのですが、「傷は大丈夫ですか?」と
真顔でお尋ねになるお客様がたまにおられます。
特にレンタルCDを一度でも借りられた方ですと、その想いは強いようです。
でもレンタルCDと一緒にされるのは当店のプライドが許しませんね。
と言いますのも、
1、全く傷を付けずに大事に聴かれているお客様も少なからずいらっしゃる。
2、傷をそのままにしてファンファンが出すわけがない
からです。

1の傷を付けずに大事にされているお客様がお売りになられる場合は、
心情的にも高査定を付けてしまいます(^^ゞポリポリ

2については、最近こそメーカー製CD研磨機が出回って来ましたが
当店では、10年前から試作を始め、現在は既に4号機に至っております。
市販品では、精度(綺麗に磨ける)速度(速く大量に)を両立できない製品が
多い中、当店の研磨機は高い次元で、両方を実現しています。完全自動化
できていない点等、課題はありますが、現況では最強と自負しております(^^)v
(陰の声:こんな機械を使わせないよう盤をもっと大切にしろ!→みんな)

最近おいでになったお客様で不思議な事を訊かれる方がいました。
「このCDは磨いているんでしょうか?」
これにはなんと答えて良いものかどうか?
完璧に磨かれたCDは素人目には区別が付かないからです。
それに、この方が磨くことがいけない事と考えているらしい理由が
ちょっと謎です。
推理1、
 超完全主義者=完全な状態のCDしか許容しない。フィルム剥いだだけとか
 (でも中古屋さんに来てこれはないですよね)
推理2、
 研磨に関する誤解=研磨によってポりカーボネート層が薄くなる事が
          音質に影響を及ぼす
 (アナログじゃ無いんで減っても関係ないんですけど)
  ちなみに磨いているのは信号の部分だけですので、チャッキング位置の
  山が低くなって、厳密なレーザーの焦点が変わる事もないです。

推理3、
 もしかして、超超マニアの方で、日常的に、色をエッジに塗ったり
 マットの色を変えたり、果ては、冷凍したり、透過率を気にしてたり
 している方だったりして...間違っても10万円のミニコンポで聴いて
 いたりしていませんよね。当然、お耳にも自信がおありですよね。
 20Khzくらいは楽に聴こえますよね。きっとそうですよね...


メール アイコン
メール
トップ アイコン
トップ


五線譜1